涌蓋山は、大分県玖珠郡九重町と熊本県阿蘇郡小国町にまたがる標高1499.5mの山である。九重連山の北西のやや離れて位置する独立峰である。その円錐形の美しいかたちから、玖珠富士、 小国富士とも呼ばれる。民話では、背比べで負けた万年山(はねやま・1140m)が腹を立ててこの山を跳ね飛ばし、湧いたようにこの山ができたので涌蓋山と呼ばれるようになった。
万年山山頂から見た涌蓋山 | 大きな地図で見る |
歩行距離 | 8.4km |
所要時間 | 4時間40分 |
累積標高差 | (+) 572m (-) 572m |
コース | 疥癬湯登山口09:50 → みそこぶし分岐11:20 → 涌蓋越11:50 → 女岳12:00 → 涌蓋山12:30 → 女岳13:05 → 涌蓋越13:15 → みそこぶし分岐13:35 → 疥癬湯登山口14:30 |
筋湯温泉の民家の裏側の小さい鉄橋を渡ると有料駐車場がありそこに登山口がある。階段を登り、その先の林道を横切り笹原を行く。右には泉水山・黒岩山を見ながら歩いていく。快適な草原の道は少しずつ高度を上げていく。広い草原の道を行く。前方には涌蓋山が見えてくる。牧場沿いの笹をかき分け狭い道を進むとミソコブシ分岐に出る。左に行けばミソコブシと一目山に繋がる。右に折れ涌蓋山方向に行く。高度が増すにつれ泉水山・黒岩山越しに九重連山がその姿を現す。小さい杉林を過ぎ、林道に出てしばらく行き再び右側の登山道に入る。
道は少しずつ傾斜を増していく。涌蓋越を経て女岳に達する。そこから平坦尾根道を歩き。南斜面のガレ場の急登を登る。急登を登りきると広い野原になり中心付近に山頂の標識がある。山頂のそばには小さな石祠がある。遮るもののない山頂の東側に九重連山が見える。一級品の眺めだ。東側は少し反対側に降りないと見えないようだ。草原に腰を降ろしゆで卵とパンを食べる。気分は最高。反対側の熊本県小国から登ってきた夫婦と情報交換をする。往路の沿いに下山開始。ガレ場を慎重に下る。草原の道を軽快にはや足で下っていく。無事登山口を経て駐車場にたどり着く。山の神様に感謝。
筋湯温泉 |
筋湯温泉より目指す涌蓋山を見る。 |
筋湯温泉の駐車場から出発する。 |
筋湯温泉の案内板 |
疥癬湯に向かう。 |
疥癬湯の民家の裏にある・・ |
登山口に入る。 |
林道を横切る。 |
筋湯温泉を振り返る。 |
振り返れば少しづつ九重の山々が姿を現す。 |
九重連山・筋湯温泉を振り返る・広い草原の中を歩く。 |
涌蓋山を正面に見ながら歩く。 |
九重連山の山々 |
牧場の中を涌蓋山を見ながら歩く。 |
ミヤマキリシマ |
? |
一旦樹林帯に入る。 |
ハルリンドウ? |
登ってきた道を振り返る。 |
女岳に達する。 |
稜線から涌蓋山を見る。もう一息だ。 |
涌蓋山山頂(1499.5m)に立つ。 |
山頂には祠がある。 |
山肌にはミヤマキリシマが咲く。 |
涌蓋山山頂から九重連山を見る。 来た道を下る。 |
一目山方向の山々 |
一目山(1287m) |
ゴールの筋湯温泉を目指す。 |
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